西海岸より

つらつらざつざつと

iPhoneアプリの保証

iPhoneアプリを作成してリリースする際、気になるのがいつまでサポートすべきか。
AppStoreを見る限り、提供する個人、会社なりの独自基準でサポートを続けているっぽいが、iTunesStore上の規約ではどうなっているのか確認してみた。

ITUNES STORE - サービス規約
http://www.apple.com/legal/itunes/jp/terms.html

Mac App Store商品およびApp Store商品のメンテナンスおよびサポート

アイチューンズおよびAppleのいずれかあるいはその両方は、Apple商品に限り、ライセンスアプリケーション・エンドユーザ使用許諾契約または別途のエンドユーザ使用許諾契約に定められた、あるいは適用法令により要求されるメンテナンスおよびサポートの提供について責任を負うものとします。サードパーティ商品のアプリケーション提供者は、当該商品について、ライセンスアプリケーション・エンドユーザ使用許諾契約書または別途のエンドユーザ使用許諾契約に定められた、あるいは適用法令により要求されるメンテナンスおよびサポートの提供について、単独で責任を負うものとします。

これによると、アプリ(サードパーティ商品)の提供者は、以下のいずれかに基づき、メンテナンスやサポート提供について行う義務があるものとする。らしい。

  • 標準エンドユーザ使用許諾契約書による
  • 別途のエンドユーザ使用許諾契約書による
  • 法令による


通常は、標準エンドユーザ使用許諾契約書にもとづく形でアプリが提供されるが、iTunesConnect上よりアプリ単位でこのエンドユーザ使用許諾契約書を編集することが可能。(iTunesConnectのEULAという項目をeditすることで可能)

Appleのライセンスアプリケーション・エンドユーザ使用許諾契約(標準エンドユーザ使用許諾契約) は以下の通り。

ライセンスアプリケーション・エンドユーザ使用許諾契約

Mac App StoreおよびApp Store(以下、総称して「App Storeサービス」という)を通じて提供される商品(以下、総称して「App Store商品」という)は、使用を許諾するものであり、販売するものではありません。お客様がApp Storeを通じて入手したApp Store商品の使用許諾は、このライセンスアプリケーション・エンドユーザ使用許諾契約(以下「標準エンドユーザ使用許諾契約」といいます)への事前の同意を条件とし、各App Store商品について、当該商品が、お客様とアプリケーション提供者との間で別途締結された有効なエンドユーザ使用許諾契約に基づき使用許諾される場合(その場合、当該個別エンドユーザ使用許諾契約が該当するApp Store商品の使用許諾に適用されます)を除き、この標準エンドユーザ使用許諾契約の諸条件が適用されることに同意することになります。この標準エンドユーザ使用許諾契約に基づくApple商品に関するお客様への使用許諾はAppleによって付与され、この標準エンドユーザ使用許諾契約または別のエンドユーザ使用許諾契約に基づくサードパーティ商品に関するお客様への使用許諾は、当該サードパーティ商品のアプリケーション提供者によって付与されます。この標準エンドユーザ使用許諾契約に基づく、すべてのApp Store商品は、この標準使用許諾契約において、「ライセンスアプリケーション」といいます。該当する場合、アプリケーション提供者またはApple(以下「ライセンサー」といいます)は、この標準エンドユーザ使用許諾契約で明示的にお客様に付与されていないすべての権利を留保します。

この中で保証(メンテナンス、サポート)に関する項目は以下の通り。

e. 保証の否認  お客様は、ライセンスアプリケーションのご利用に対する責任がお客様自身にあること、十分な品質、性能、正確性および努力に関する包括的責任は、お客様にあることについて明示的に了解し、同意されたものとします。適用法令上許容される限り、ライセンスアプリケーションおよびライセンスアプリケーションにより行なわれた、または提供された一切のサービスは、瑕疵の有無を問わずかつ一切の保証を伴わない「現状のまま」かつ「利用可能な限り」提供されており、ライセンサーは、ライセンスアプリケーションおよび本サービスに関する明示、黙示、または法令上のいかなる保証および条件も明確に否認し、当該保証および条件は、商品性、十分な品質、特定目的適合性、正確性、安居権および第三者の権利非侵害性を含みますがこれらに限られません。ライセンサーは、ライセンスアプリケーションの利用の妨害がないこと、ライセンスアプリケーションに含まれる機能またはライセンスアプリケーションにより行なわれるもしくは提供される本サービスがお客様の要求を満足させるものであること、ライセンスアプリケーションもしくは本サービスが支障なくもしくは誤りなく作動すること、またはライセンスアプリケーションもしくは本サービスの瑕疵が修正されることを保証しません。ライセンサーまたはその権限ある代表者の、口頭もしくは書面による情報または助言の一切は、新たな保証を行うものではありません。ライセンスアプリケーションもしくは本サービスに瑕疵があると判明した場合、お客様が、すべてのサービス、修理または修正に要する一切の費用を負担します。黙示の保証の免責または適用のある消費者保護法令上の権利の制限を認めない法域において、上記の免責および制限は、お客様に適用されない場合があります。

ここの内容を見ると、法令による制限が無い限りアプリの保証は何もしませんよ、ということを言っている。「保証の否認」という項目自体がすごいな。。

だからといって、アプリ開発者がバグやメンテを気にせずにアプリをリリースしてよいというわけでもなく、開発者、販売元の信頼性を損なわないためにも一定のサポートを続けなければならない。ただ、どの程度そのサポートを続けるべきものなのか。。

一般的な、iPhoneアプリのサポートに関するガイドラインがあればいいのに。