西海岸より

つらつらざつざつと

どんな時代もサバイバルする会社の「社長力」養成講座を読む

経営者に必要なものって何か?

この問いかけには他人事と思ってしまうように、普通のサラリーマンとしてはあまり馴染みのない観点だけれども、この本を開けてみると、経営者はビジネスパーソンにの延長線上にあるのではないだろうか、と素直に感じた。ヒューマン・マネージメントリソース力などは特にそう。

例えば

  • 和気あいあいな組織を目指して、ただ社員に甘い会社になっていないだろうか

これって、経営者、しいては管理職だけでなく下の立場の下にとっても大事だったり。
ちなみにプライベートに置き換えてみると、

  • 和気あいあいな人間関係を目指して、表面だけの関係になっていないだろうか

うーん、社会人の組織だけでなく、プライベートの自分の周りでもありがちな形。こういうのができないのは、会社とかではなくそれまでのプライベートの付き合い方が大きく影響しそうにも思う。こういうのは少しずつしか変えられない。
また、会計、戦略力についても触れているが、将来を考えればどれもビジネス社会を生きる1社会人には必要な知識がほとんど。なんとなくわかってはいるけど、ずばり言われてドキっとしている感覚が最後まで抜けなかった。

その中でも、

  • 未来よりも現状分析をしっかりすること

これは忘れられているかなり大切なこと。○○の業界は今後どうなっていくのか、といういうのを人に聞くよりもまず現在どうなっているのか、新聞などをもとに現在の情報を収集し、常に一つ一つの情報が自分にどういう影響があるのかを考え続けることが将来の予測をする上での軸に繋がる。最近日経の1面なんかも流し読みしてしまっている自分としては、結構ドキっとさせられたページもあったりした。結局は若い時からの積み重ねが大きく経験として生き、その経験が未来を見る力を育てていくということかな。

社長さん、とりわけ経営者を志す人に向けて書かれたものだけど、普通のサラリーマンにも通じる大事なコトも結構ある。将来はどの道社長さんに近い立場、もしくは近い仕事になるのだから、早いうちからこういう小さな取組を積み重ねていくことで、将来なりたいようになれる、チャンスが広がるはず。

最近、HowTo本にはうんざりしていたけど、この本には思ったよりも目に留まる内容がいくつかあり、読んで良かったと思う本でした。(読んでドキっとして行動させられる本は良い本です。)