西海岸より

つらつらざつざつと

色彩検定2級を受験

パワポなどの資料やWebアプリなどでデザインに悩むことが多いので、一度体系的に勉強してみようと、A・F・T(http://www.aft.or.jp/)主催の色彩検定2級を受験してみた。

テキスト&問題集

使ったテキストと問題集は3冊。

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2級の試験は3級の内容を包含してるので手始めにBookoffで購入。色だけでなく歴史など覚えることが多いけれど、飽きない程度の量、内容でノートで書いて覚えながら2日程度でこなせた。またコラムでは知らないトリビア的なものもあり、楽しく勉強できた。
この後、2級のテキストを見ることになるけど、まず3級のテキストに目を通しておくことはおすすめ。3級も2級も試験範囲の分野はほとんど同じなので試験の感覚がつかめる。

2級はまずテキストの部分をノートにまとめ、あとはひたすら問題集。本試験の問題の9割は選択式で回答は記号を書くだけなのだが、この問題集では選択式であっても実際に手で書かせたり、暗記していないと答えられないなど難易度が高めで、かなり頭に入る。暗記ものが多いだけに、ノートに実際に書いていくと頭にいやでもはいってきた印象だった。その分、全部こなすには非常に長い時間がかかり毎日2,3時間の勉強時間で2週間程度かかったはず。最後の模試だけは試験直前までとっておいた。

  • ひとりで学べる色彩検定2級・3級試験テキスト&問題集

ひとりで学べる色彩検定2級・3級試験テキスト&問題集

ひとりで学べる色彩検定2級・3級試験テキスト&問題集

このテキストは、2級と3級をおりまぜながら進めていける。おそらくこの本が最も要点を絞ったテキストと問題集になっているので、負担が軽く、最後に大事なところを重点的に勉強でき良い復習にやった。試験直前に、これまでのテキストの模試を一通りやり、復習していざ受験。試験は意外にもこれまでやった問題集に比べれば簡単だったと思う。

あとは慣用色名はなるべく毎日色を見ながら覚えたり。(でも全部は無理)

実生活に役に立つ(と思う)知識

  • 色の表し方と配色

色を表す方法としてPCを使うならRGBが思いつくと思うが、色彩分野ではPCCSマンセルといった表色系と呼ばれるものがあり、それが主として使われている。後者2つに関しては、色相環という色が並んだ円が定義されており、その円で色がどのような順番で並んでいるかを覚えると実際の配色に役に立つ。例えば、直径を結んだ対抗側は補色関係になっていたり、色の円で三角形を作る(トライアド)など規則正しい色を選ぶと、自然と違和感の無い配色になったりし、割と理論的に配色を組む選択肢が増える。

  • 色彩心理

これは強調して見える色や、発見しやすい色、また錯視など、人が見た場合にどのように見えるのか、心理学的な観点でまとめられている。今までだと何か強調したい場合は経験的に色を決めることが多いが、このような場合は表色系の知識と合わせて活用することで、より的確な配色をすることができる。

受けてみて

理論は大事、とはいうものの最終的には色彩は人が感じるもので、完全に体系化されてない、というより体系化できないものなので、人の感性が大事とのこと。(理論にとらわれなくても良い)

しかしながら、ビジネスでは資料などの配色においては確実性が求められる場面もあるので、そんな場面ではありえない色使いをせず、的確な色使いはできるようになると思う。

ってことで目的を持って受験するならおすすめです。でも1級を受けるかどうかは未定。