西海岸より

つらつらざつざつと

リーン開発の本質を読む

リーン開発の本質

リーン開発の本質

リーン開発とは、トヨタ生産方式をソフトウェアの開発プロセス
適用したものであり、以下7つの原則がある。

  • ムダをなくす
  • 品質を作り込む
  • 知識を作り出す
  • 決定を遅らせる
  • 速く提供する
  • 人を尊重する
  • 全体を最適化する

トヨタ生産方式を知っている場合はイメージできると思うが、どちらかというと開発プロセスというよりは、人を重視しており、コミュニケーションなども含めて人の行動、意識をターゲットとする。

本書では、これら原則をひとつひとつを事例、コラムを交えながら丁寧に説明している。わかりやすい文体で難なく読める。

忘れがちな5S

各章の最後には「やってみよう」とあり、こういう本を読んでもとりあえず実践しないと意味が無い。ということで個人的に目についたのが5S。

  • 整理
    • 必要の無いものは捨て、必要あるものを残す。一つの基準は1年以内に使ったかどうか。サーバ上のデータ、紙類など。
  • 整頓
    • 机の上のレイアウト、サーバ上のデータやメールフォルダの構造。情報がすぐ取り出せるように。少しの無駄が蓄積すると全体として大きな無駄に。
  • 清掃
  • 清潔
    • PCのソフト、特にセキュリティソフト、ローカルのリポジトリは最新に保つ。
    • これらを定期的に実施。

特に「躾」が大事。
整理は「時間空いている時にやろう」となることが多く、あまり価値がある物として扱われない。(あとは自分がめんどくさがりやであることも大きな理由。) 結局十分な整理をしないまま「もの」を探すのに無駄な時間を使ったりとそれが積み重ねられてしまう。
定期的に整理をするようスケジュールに入れておこう。そうすれば毎回の整理も楽になりそこそこの時間を費やすだけで整理された状態を保てるはず。。