西海岸より

つらつらざつざつと

おもてなしの経営学

海部さんの本の購入時に中島さんの本も購入。(Life is beautiful のブログの著者)
西村さん、古川さん、梅田さんといった対談も収録されていておもしろく、一晩で一気に読んでしまった。

おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)

おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由 (アスキー新書)


Appleがこれまで出して来た製品には共通して、ユーザエクスペリエンスがある。
日本語に訳すと「体験」、よりぴったりくるのが「おもてなし」、だそうだ。


確かに今もこうMacbookでブログを書いていても
Appleの画面、マルチタッチによるexposeなどなどユーザはappleの製品を使うことで
自然と心地よい雰囲気となっていて、まさにおもてなしをされているように感じている。
それは意識的なものであったり、時には無意識的なものであったり。


とまぁなぜこれだけのものをappleが生み出せたのか、というのが話の一つの焦点だと思うが、
個人的にこの本で注目したのは、iPhoneのような製品を生み出せるかは別として、
このような技術企業のリーダーに必要な要素である。


学生の頃は、あるべきリーダ像として「技術を熟知し、ビジネスをもできる人」
とシンプルだけれどもずっとこう思っていた。
しかしながら、その後mixiの笠原さんに直接お目にかかる機会があり、
笠原さんはもともと技術系の方ではないが、エンジニアを尊敬し、またPerl
プログラムを組むなど、技術に対しての好奇心がとても伝わってきて、リーダーとして一つのあり方を感じた。
まとめてしまうと、「 技術に対して、理解、興味、そして尊敬を持つこと。」
当たり前かもしれないけどこれが最低限必要とされるリーダーの要素だと思う。


本の中ではテクノロジーの会社がのびるのは、リーダーが「ギークスペシャリスト」
、あるいは「ギークの心をつかめるスーツ」であるとき、もしくは「ギークとスーツのコンビ」
であるときとされていたが、その根底には上記のような技術への意識が必要ではないだろうか。
技術に対して軽視したとき、その会社の成長は止まってしまう気がする。