パラダイス鎖国
海部さんにお会いできるということで、
著書である本を買ってみて読んでみた。

パラダイス鎖国 忘れられた大国・日本 (アスキー新書 54)
- 作者: 海部美知
- 出版社/メーカー: アスキー
- 発売日: 2008/03/10
- メディア: 新書
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要約してみると、
日本の若い人を中心として海外志向が弱まっている中、その背景の一つとして
日本が非常に豊になったことをあげられており、日本の国内が「パラダイス」な
鎖国時代になってきているという。
その鎖国の状況は、長期的に見れば日本という国の衰退に繋がる問題として捉えているが、
そんな中で逆にこのような状況になった背景を利用して、何かできるのではないか
というメッセージを伝えようとしている。
(かなり無理に要約したので、間違っていたらすみません。。)
確かに満足の裏返しで、自分の身近に目を向けてみても多くの人が「絶対にこうなりたい」、
「絶対にこうしたい」といった欲求があまりない。
一方で、Web、高性能化したPCの台頭により、成長志向の強い人には、
飛躍的に成長できる環境が整っており、あとはアクションを起こせば、失敗するかもしれないが
何かは変わり、その人は成長すると思う。
その一歩目となるのが、ゆるやかな開国=外部とのコミュニケーションであろうか。
自分を振り返ってみると「プチ変人」でもない普通の人。
社会人歴が短いながらも日本の環境が合っているし、一方でギークを尊敬し、シリコンバレーに憧れている。
そんな中で、本の中にある「ゆるやかな開国」、それは自分にとってはこのブログを始めることと
シリコンバレーで働く人に会うことなのだけれど、さてその結果どうなることやら。